中山道の宿場町、馬籠宿(まごめじゅく)と妻籠宿(つまごじゅく)。
中山道とは、江戸の日本橋から、現在の埼玉県、群馬県、長野県、三重県を経由し、京都の三条大橋までを結ぶ街道のことです。
馬籠宿は岐阜県中津川市、妻籠宿は長野県木曽郡にあり、それぞれの県を跨った位置にあります。
馬籠宿は2005年の町県合併するまでは長野県でしたが現在は岐阜県になりました。
この2つの宿場町の距離は約8キロと近いため、ハイキングに利用される方もいるんですよ!
この記事を観ることで以下のことが分かります。是非、観光プランに取り入れてみてください。
- 馬籠宿と妻籠宿の見どころ
- アクセス方法と駐車場情報
- 馬籠宿から妻籠宿へのハイキング方法
前回は同じ中山道にある奈良井宿をご紹介しましたが、こちらもご参考ください。
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宿場町【奈良井宿(長野県塩尻市)】見どころとアクセス方法
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こんな方におすすめ
- 風情のある昔の街並みを歩いてみたい
- 歴史好き、時代劇好き
- 知らない町を歩いてみたい、どこか遠くへ行きたい
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馬籠宿の見どころと駐車場情報

馬籠宿の見どころ(食べ歩きしながら歩こう)
馬籠宿の特徴は、古い町並みと石畳の坂道ではないでしょうか。
馬籠宿の建物は、明治・大正の大火により江戸時代の建物は消失しましたが、再建しているため比較的新しいです。
この通りには飲食店やお土産屋などたくさん並んでいます。
五平餅やお煎餅など売っているお店もところどころありますので、食べ歩きしながら散策しましょう!
馬籠宿の五平餅は奈良井宿と同じで、丸いタイプです。甘くて美味しいですよ^^
所要時間は1時間ほどみればよいでしょう。





宿場町に必ずと言っていいほどある、枡形です。
枡形とは、敵の侵入を食い止めるために作ったクランク型の通路のことをいいます。
私は数ある宿場町の枡形の中で一番好きですね。


馬籠脇本本陣資料館、高札場跡などもあります。


馬籠宿は、文豪「島崎藤村」の生誕の地でもあります。
藤村関係の資料を展示した記念館もありますので、島崎藤村ファンの方は是非立ち寄りましょう!
メモ
【藤村記念館】
営業時間:4月~11月 AM9:00~PM5:00
12月~3月 AM9:00~PM4:00
休館日:12月~2月の毎週水曜日
入館料:大人500円
学生400円
子ども(小中学生)100円
住所:〒508-0502 岐阜県中津川市馬籠4256-1
TEL:0573-69-2047
ホームページ:藤村記念館
馬籠宿を越えた先に展望台があります。
ここからの景色は絶景です!


馬籠宿のアクセス方法と駐車場情報
馬籠宿までのアクセス方法
車での移動
車で中津川I.Cから馬籠宿まで約20分ほどかかります。
徒歩・バスでの移動
JR中央西線 南木曾駅からバスで向かうことができます。
馬籠宿の無料駐車場
馬籠宿には下入口付近と上入口付近にそれぞれ無料駐車場があります。
下の地図で「馬籠宿 本館」があるほうが下入口、「馬籠宿 高札場跡」が上入口になります。
下入口から上入口までの区間が馬籠宿のメイン通りになります。
下入口付近の無料駐車場
「馬籠館 本館」付近にピンが立っているところが無料駐車場になります。
上入口付近の無料駐車場
「馬籠宿 高札場跡」付近にピンが立っている場所が無料駐車場になります。
妻籠宿の見どころと駐車場情報
妻籠宿の見どころ
妻籠宿は馬籠宿よりも奈良井宿に似た古風ある町並みです。
過去にタイムスリップしたかのような体験ができます。
飲食店や漆器店、お土産屋など並んでいます。
所要時間は1時間といったところでしょうか。



下嵯峨屋・・・妻籠宿で現存する民家では、比較的古い形式をとどめているそうです。
妻籠宿ふれあい館・・・無料お休み処になっているので、ゆっくり休憩しましょう。
妻籠郵便局・・・昔の郵便局の姿をそのまま残した資料館となっています。
妻籠宿本陣・・・代々島崎氏が務めており、平成7年に江戸時代後期の間取図をもとに忠実に復原しています。
入場料かかります。 300円(大人)、150円(小/中学生)
高札場跡・・・宿場町定番の高札場跡です。





宿場町定番の枡形です。



妻籠宿の中には一風変わったお店もあります^^;

妻籠宿のアクセス方法と駐車場情報
妻籠宿のアクセス方法
車での移動
中津川I.Cから約30分かかります。
歩き・バスでの移動
JR中央西線 南木曾駅からバスで向かうことができます。
妻籠宿の駐車場
駐車場は全部で3か所ありますが、どれも有料(1回500円)です。
無料駐車場はありません。
下地図で一番上にある駐車場はバスやタクシー専用駐車場になります。
一番下の第3駐車場は妻籠宿の少し外れにあるので、駐車するなら真ん中の第2駐車場がベストです。
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馬籠宿と妻籠宿の宿場町の歩き方
馬籠宿と妻籠宿は約8キロと近くにあるため、時間的に余裕があるならハイキングをしてみてはいかがでしょうか!
昔の人が通っていた道をたどりながら歩くのも旅の醍醐味ですよ。
ハイキングの所要時間は、途中で休憩しながらゆっくり歩くとしたら2時間半~3時間はみておいたほうがいいでしょう。
休憩なしでそのまま歩いていくと2時間くらいですが、景色を楽しみながらゆっくり行くほうが楽しめます。
ハイキングのルートは「馬籠宿⇒妻籠宿」がおススメ
ハイキングするなら「馬籠宿⇒妻籠宿」のルートで行くのがおススメです!
理由は2つあります。
①妻籠宿(標高430m)より馬籠宿(801m)のほうが標高371mほど高いため、妻籠宿からの出発だと坂道をずっと歩くのでキツイ。
②馬籠宿には無料駐車場があるが、妻籠宿には有料駐車場しかないので、コストがかかる。
馬籠宿から妻籠宿へ行く場合も馬籠峠の坂を上りながら越えていきますが、妻籠宿から行くよりかは、はるかにマシです。
馬籠宿の無料駐車場に停めてハイキングコースを歩き、妻籠宿まで着いたらバスで戻りましょう。
「男滝女滝(おだきめだき)」にも寄ろう!
ハイキングするなら2つの宿場町の中間にある「男滝女滝(おだきめだき)」にも寄りましょう!
大きな滝ではありませんが、近くで見ることもできます。
ここで休憩をしながらマイナスイオンを浴びるとすごく癒されますよ。
こちらが男滝になります。
こちらが女滝です。
男滝女滝以外にも、旧中山道には様々な見どころがあるので、ゆっくり歩きながら堪能してはいかがでしょうか。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
個性のある昔の宿場町の風景は癒されますよね。
馬籠宿は石畳の坂道が特徴で、展望台では絶景を堪能できます。
また妻籠宿は、昔からある建物がそのまま残っているところがあるので、観る価値ありますね。
時間があれば、2つの宿場町をハイキングしましょう!
ハイキングする必要なければ、2つの宿場町も近くにあるので、どちらも行くことをおススメします。
では、また!