車中泊 車中泊ひとり旅の心得

車中泊ができる道の駅とパーキングエリア/サービスエリアの特徴

2020年9月26日

車中泊する場所は、道の駅またはパーキングエリアかつサービスエリア(以下PA/SA)など、いろいろあります。

車中泊をやってみたいけど、道の駅でするのか、もしくは高速道路のPA/SAでするのがいいか、どちらかにしたいと検討されている方は、この記事を見ることで、判断材料になります。

私が実体験し感じた両者の特徴をまとめてみました。

(今回は宿泊専用であるRVパークやキャンプ場は省きます。)

結論からいいますと、私は、車中泊した後日に訪れる観光地に近いところがよく、道の駅でもPA/SAでもどちらでもよいと考えています。
ただ安全面で言うなら、PA/SA、静かさを取るなら道の駅(場所による)ですね。


両者とも、どちらも良し悪し特徴がありますので、ご説明いたします。

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車中泊できる道の駅とパーキングエリア/サービスエリアの特徴


ラッキーエースさんによる写真ACからの写真 

道の駅とSA/PAでのメリットとデメリットをまとめてみました。

道の駅のメリットとデメリット

道の駅は、全国の市町村が一般道に設置した公的な施設です。

道の駅のメリット

SA/PAに比べて静か

車中泊するときは、アイドリングオフが基本的なマナーです。

道の駅でも、トラックや乗用車でアイドリングされている方はいますが、交通量のあるPA/SAより比較的に静かです。

場所によっては交通量の多い道路沿いにある道の駅であれば、走行音が響く場所もあります・・・

道の駅で駐車場が広い場合は、駐車数が少ない場所で宿泊しましょう。

お金がかからない

道の駅は基本無料ですので、お金はかかりません。

いつでも好きな時間に来ることができます。

ただ忘れてはいけないのが、道の駅は宿泊施設ではなく、休憩施設です。

仮眠を取ることがOKということから、道の駅によって車中泊OKとするところとNGなところがあります。

あくまで仮眠目的の車中泊なので、ずっと滞在するようなことはやめましょう。

道の駅ならではのグルメが堪能できる。

地域色豊かなグルメを堪能することができます。

SAでも堪能することはできますが、特に有名名物となっているものがメインなので、その地域ならではのグルメを味わうことは難しいです。

温泉施設があるところがSAに比べて多い

道の駅では、温泉施設が備わっているところもあります。

SAの中には温泉施設があるところもありますが、道の駅より数は少ないです。

温泉に入って、車中泊するのもよいですが、車中泊した次の日に朝一番で入る温泉も最高です。

お土産が充実している

道の駅では、お土産が豊富です。

その地域で採れた野菜や果物なども置いてあり、地域色豊かな名物が売ってあるので、眺めているだけでも楽しめます。

PAやSAには売っていないお土産もありますので、見どころの一つでもあります。

道の駅のデメリット

治安が悪そうなところは注意が必要

メリットで、静かであると前述しましたが、治安が悪そうな地域では、ヤンキーがたむろしていて、騒いだりするところもあります。

こういうときに限って、バイクのエンジンをブンブンふかしたり、けっこう遅くまでいるんですよね。。。

場所を変えるのも手ですが、どこにしようか。。。となります。

また、治安が悪いと、車上荒らしも合う可能性がありますので、防犯対策をしっかりする必要があります。

車がたくさん停まっているところであれば、人の目が多くなるので、比較的安全だと言えるでしょう。

場所によってはトイレがない、もしくは綺麗ではない

場所によりますが、トイレがないところもあります。

せっかく道の駅に着いたのにトイレがないということも・・・

また、設備が古いところでは、トイレはあるけど、衛生面でどうかな。。。なんてこともあります。

そのようなところで、蛇口やドアノブを触るのに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。

車中泊するときは事前にトイレがあるかどうか調べるといいでしょう。

車中泊禁止の場所もあるので注意が必要

マナーやルールを守らない人が後を絶たなく、車中泊を禁止にするところが増えてきています。

道の駅の中には、「車中泊禁止」と看板が貼られているところもあります。

せっかく来たのに、車中泊禁止なんて聞いてないよぉ・・・とならないようにしましょう。

店の営業時間が短い

道の駅の営業時間は、朝9時~18時のところが大半です。

PA/SAだと遅くまで空いてますが、車中泊するときは、夜遅く来ることになるので、営業時間外になります。

道の駅に着く前にコンビニなどに寄るか、車中泊した後日の朝オープン時に道の駅のお店に寄るとよいでしょう。

都市部の近くには道の駅がない

道の駅は都市部にはほとんどなく、離れた場所にあります

車中泊した後日に、都市部を観光したい場合は向いていません。

パーキングエリア/サービスエリアのメリットとデメリット

パーキングエリア(PA)とサービスエリア(SA)は全国の高速道路に設置している休憩所になります。

パーキングエリア/サービスエリアのメリット

防犯性が高い

車の出入りが激しいので、人の目も多いため防犯性に優れています。

お金を払ってしか行けない場所でもありますしね。

中には警備員がいるところもありますよ。

安全性を優先したいならPA/SAでしょう。

SAだと設備が充実している

SAにはトイレ、コンビニ、お土産、食堂、ガソリンスタンド、ドッグランなどがあり、とても充実しています。

中には温泉施設やシャワーステーションもあるところもあります。

24時間空いているところもありますので、車中泊の魅力的なスポットでもあります。

トイレがきれいなところが多い

PA/SAは設備が整っているので、きれいなところが多く見受けられます。

ウォシュレットが付いていたり、手洗いにおいても自動で水やハンドソープがでるところも多くあります。

ゴミ箱設置率が多い

PA/SAでは、ゴミ箱設置されているところが多いため、車内に溜まったゴミを捨てることができます。

中には必要以上にゴミを捨てる人もいますので、最低限のマナーは守りましょう。

パーキングエリア/サービスエリアのデメリット

車の出入りが激しいため、騒音が気になる

高速道路は交通量が多いため、車の出入りが激しく騒音が気になります

寝ている最中にトラックや乗用車のエンジン音、話し声が聞こえてくることもあり、寝付きにくいことがしばしばあります。

SAよりもPAのほうが若干静かさはありますので、

サービスエリアで必需品があれば購入して、パーキングエリアで車中泊するのもいいかもしれませんね。

車中泊はタダだが、高速料金がかかる

高速料金は場所や車両の大きさによって、ピンキリです。

1区間で安くても200~300円以上しますが、PA/SAの場所によっては、それ以上するところもあります。

まとめ

月舟さんによる写真ACからの写真 

いかがだったでしょうか。

道の駅、PA/SAにはそれぞれ特色がありますね。

前述したように、私は、車中泊するなら、車中泊した後日に訪れる観光地に近いところがよく、道の駅でもPA/SAでもどちらでもよいと思います。

道の駅のデメリットは、事前に下調べを行うよう対策を行っていれば問題はありません

また、PA/SAのデメリットは、受け入れる覚悟があれば問題ないと思います。

安全面を重視されるのであれば、PA/SAで車中泊するほうがいいですね。

車中泊を検討する場合、Googleマップで道の駅、PA/SAの口コミが書いてありますので、参考にするとよいでしょう。


また、道の駅や、PA/SAで車中泊される方は、以下のグッズがおススメですので、ご覧ください。

このグッズを揃えることで、車両によりますが、いつでも車中泊することができるようになります。

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